JARIKO story

自身の欲求と感性に従い、物作りを通して経済独立を目指す!

安物椅子のシートを本革で張替えする。

いらっしゃい、ツナギです。

 

2歳になる娘にやられてしまいました、、、

 

なんてことしやがる、、、

なんてみすぼらしい見た目でしょうか、日に日に少しずつ剥いでいくんですよ、なんの嫌がらせだ娘。こんな安物の椅子でもパパが煙草タイムに落ち着くための大事な椅子なんだぞ。

 

丁度いい本革があるので直してみる。

 

まずは分解から。裏にしてネジを外してみればこんな感じでした。

ふむふむ、なるほどね。

表皮、ウレタン、土台の板がタッカーで止まっている構造でした。大体の安物はこんな作りが多いと思いますが、俺はタッカーを持っていないので接着はゴムのりを使おうと思います。

 

3層構造をさらに分解してウレタンは再利用、余計な部分をカットした後張り替える本革を土台板より少し大きめにカット。

カッターマットの出番がきた!

ゴムのりで3層構造に戻す前に土台板の張り付かせる箇所をヤスリがけ。ツルツルしてたわけじゃないけど表面が荒れているほうが張り付きがよい気がしたので一手間加えました。

必要ないかもしれないが一応ね。

ウレタンは挟み込むだけなので、本革表皮と土台板の周囲にゴムのりを塗っていく。

たまらん匂いだ。

バッグの学校以外でプライベートでは始めて使用したゴムのり、自分で使い道を考えるのはやっぱり面白いな。始めてのことが増えるたびに物作りを楽しんでいることが嬉しくなります。

 

張り合わせる前に革の端に切り込みを入れて円になりやすいようにしておきます。

 

思ったより貼り付けは頑丈で剥がれる心配はなさそうです、ローラーがあれば手順通りの圧着ですがローラーはまだないのでプラハンマーで圧着。

かなりくっついてます。

少し革の厚みがあるので、裏のネジが届くか心配でしたがギリギリ大丈夫でした。

見た目が破れる前と変わらない。

今回の張替えは丁度いい革があったので使用しましたが、見た目には全く変化はありません。どうせなら色を変えたり柄物にしたりも出来ましたが、この椅子の改造計画はまだありまして今後の気分次第で変わっていくと思います。

 

道具もっと揃えたいですね。

 

ではまた。