山と海に囲まれた街。
今週のお題「となり街」
自然で遊ぶのには困らない土地で育った俺。しかも雪国。四季の移ろいをもろに感じながら海でも山でも遊んだ。
いらっしゃいツナギです。
狹い街で田舎だし山々に囲まれていて自分の住んでいる市内以外に出ることはほとんどないようなところ、不便はなかったけどそこしか知らない人達の考え方も田舎特有の疑心暗鬼に満ちているような閉鎖的なところは俺は好きじゃなかった。都会は怖いところみたいな(笑)
年頃になり大学などで県外に移り住んでいく同級生達がいて、高校すら中退の俺なんかにはそんな流れでの県外行きはなかったから友達が凄くて羨ましく感じたのが本音かな。
俺と同じように小さい街でくすぶっているのが耐えられなくなった友達からの誘いで一緒に県外に行くことになった俺はいざ実家を出て県外に移り住むと決めた時から、この街は俺には小さすぎると感じ始めた。
実際に実家を出て世界は大きく広がっていく。生まれ育った街以外のところではとなり街はすぐそこにあり、山を越える必要もなければ長い道のりをひた走ることもなく着くのがとなり街。
境目が分かりづらくとなり街のような気がしなくて変な感覚だった、俺の中ではとなり街は遠い土地ってイメージ。始めはそんな心境だったのが今ではとなり街どころか仕事で毎日ように県すらまたいで移動している。
俺の地元ではとなり街は存在しないような空間で育ってきたのに、県外に出て広さを知った友達が地元に出戻りして暮らしているのが信じられない。となり街を通り越したのになんで後退するような生き方を選ぶんだろう?
俺はとなり街すら存在しないあの街にはもう戻らない。
ではまた!