JARIKO story

自身の欲求と感性に従い、物作りを通して経済独立を目指す!

革財布のメンテナンスをする!

 

毎度様ですツナギです。

 

半年に1回くらいは革のメンテナンスをしています、使用状況や環境による乾燥具合で革ってのは表情が変わっていきます。

 

革製品は結局何かしらの動物の皮なので、お手入れしてあげないと劣化していきますし汚れや傷が目立ってしまい本来の魅力が激減してしまいます。

 

経年劣化を楽しむにもたまのメンテナンスをしているのとしていないのとでは美しさが違います。

 

今回は愛用の長財布のメンテナンスをしていきたいと思います。

 

 

まずはブラッシング、表面のホコリや表皮の毛穴に詰まった細かなゴミを掻き出すようにブラッシングします。じつはちゃんと毛穴などが存在しているんですよね。

 

そしてブラッシング前とブラッシング後での違いは実際にはわかりません笑

 

正式な手順としてまずはブラッシングなのでそれっぽくやってみるのがツナギ流です。

長年メンテナスもなく見た目にひどい状態なら違いが分かるのかもしれませんね。

 

 

次の工程は革専用クリームで汚れを落としていきます。

 

革に傷をつけないためにもマイクロファイバークロスなどのデリケートタオルが良いのでしょうがツナギは普通の雑巾で丁寧に拭き上げています。

 

これは明らかに汚れがタオルに付着するので綺麗になった気がします。

 

革表面の皮脂汚れなどが綺麗に拭き取られて、変な光沢がなくなりました。

 

 

最後はオイルを染み込ませます。

 

俺が使っているのはミンクオイル、どの道具もそうですがじつは革ブーツのお手入れに使用しているものを流用しています。同じ革だから大丈夫よね。

 

普通の洗車用スポンジで表皮に馴染ませるように塗り込んでいきます。タオルよりスポンジの方が馴染みが良い気がしますね。

 

オイルは乾燥対策の保湿と革の硬さを柔らかくする効果があります、人間のお肌と同じで乾燥するとヒビ割れや型崩れすることを防ぎます。

 

 

ジッパーに付いている革も分解して同じ工程で仕上げてます、財布本体の色はカーキ色なんですが元々はもっと鮮やかな緑色でした。

 

長年の経年劣化とオイルを散布することで色は濃くなり深緑になってます。

 

持ち手の革は茶色、メンテナンスと経年劣化の味わい深さを楽しむなら茶色の革の方が分かりやすくて楽しいですね。

 

うん。違いが伝わりませんね。

 

定期的にメンテナンスしていることもあり違いはあまり分かりませんが、手に持った時は明らかにシットリとしていて輝きも美しく仕上がりました。

 

メンテナンスの楽しみは、やった分だけの愛着と物自体の持ちの良さに反映されると思います。この財布は今までの財布の中で1番気に入っているので今後10年は育てていきたいと思っています。

 

何気ない生活の中にあえて手間をかけてこんな時間を楽しむのが好きです。

 

ではまた。