JARIKO story

自身の欲求と感性に従い、物作りを通して経済独立を目指す!

義父からの依頼で最高クオリティーのコインケース

いらっしゃい、ツナギです。

 

前回更新の「今週のお題」では正直におみだら全開な記事を投稿してしまいましたが、あんなことに一生懸命な俺ってつまりは真面目ってことじゃないだろうか、、、

 

 

frandria.hateblo.jp

 

 

さて、今回はコインケース。

 

自分で言うけどかなり良い出来だと思う。今まで制作してきたレザークラフトの中で最高のクオリティーで仕上がった一品だ。

 

このコインケースは嫁ちゃんのお父上、ツナギの義理の父親からの依頼だ。

 

職種は違えど親父殿も職人気質な人でモノ作りには厳しい目を持った人だ。たいして話をすることもないけれどツナギは義理の父親を尊敬している。そんな人からの依頼だから一切の妥協は許されない制作。

 

ツナギは義父に試されている気がしてならない。

 

明日本気出すタイプのツナギも本気になるわな。

 

いい!!いいぞぉぉぉぉぉぉおおおおお!!!!

 

一度失敗して1から作り直したが、これは恥ずかしくない出来だろ。親父殿も喜んでくれるといいのだが。

 

ツナギの努力が実った一品

 

大きさは親父殿が使っていたコインケースと同サイズで制作した。作りは革に合わせて多少変更している。

 

こんなサイズ感

 

なんだか手がブサイクに見える角度で納得がいかない画像だが気にするな。こんなズンクリムックリなハズでは、、、

 

今回このコインケースを制作するにあたり新しい道具を揃えた。

 

厳格な親父殿に合わせて制作する品はシャープな印象の物を作りたかったので以前から欲しかった捻(ねん)と言う道具を購入した。作品の縁に線引きをする道具で革の切断面の強化にもなる。それを使用するためのアルコールランプも。

 

奥が深いレザークラフト

 

 

この道具の先端をランプで炙り、革に熱を入れて線を引いていくことでぼんやりとした見た目がシャープな印象になり、高級感が増す道具だ。入れすぎるとクドくなるセンスが試される道具でもある。今回のコインケースの完成イメージには欠かせないディテール。

 

シンプルな作りであるからこそ細部にはこだわりたい。

 

糸の縁にある線が捻(ねん)

 

切断面のコバ処理も親父殿の印象に合わせて考えた。

 

着色してもっとキレのある作品にするか、素材本来の表情に仕上げるのか試行錯誤した結果、着色はせずに自然の色味を残すことにした。

 

うん。この仕上がりが合っていると思う

 

なかなかの出来だ。やっと自分のイメージに技術が追いついてきた実感がある。いつも寝不足で朝活しているのは無駄ではないね。

 

コインケースはこれで完成、そしてもう一つ、二つ折りの財布が次の挑戦だ。同じ革で制作するのだが革がもう残り少ないので作り直しはできない。

 

気合い入れて財布も最高の仕上がりになるように頑張らねば!

 

このひと時がなんて楽しいのだろう、ずっと何かを作っていたい、寝不足でも構わない。

 

ではまた!