今週のお題「ほろ苦い思い出」
いらっしゃいツナギです。
つい先日、義父からの依頼品にヌメ革で作ったコインケースを納品後、残りの革で制作していた二つ折りの財布が微妙に失敗してしまった、、、
微妙なのよ。
カードポケットのクリアランスと縫い代の寸法が数ミリ違った微妙な失敗。
結構な時間かけて丁寧に制作した財布の完成度はそれなりの見た目なんだがカード入れたらキツキツで、、、
革だから最初は硬く時間と共に馴染むものだけどそれでもキツキツ。
元々革の厚みには懸念があったもののいけると判断して制作に乗り切った結果がこれだ。
型紙からの寸法がすでにギリギリでそれに革の厚みの誤差が数ミリでの失敗作。
縫い代ギリギリの縫製。これでもカードをパンパンに入れたところで千切れることはないが、見るからに際どい作りになってしまった。
切断面の張り合わせ、コバ処理も厚みのわりには綺麗にできた丁寧な仕上がりだったのに勿体ないミスです。
この革は使い切ってすでにない。。。
皮屋さんに探しに行って同じ色のヌメ革があれば良いが革って出会いだから分からない。
今回はコインケースとセットの革だから失敗できなかったのにやってしまった。
ほろ苦いよ。
同じ色のヌメ革があることを祈ってしっかり反省して次に挑みます。今後はやはり色を自分で作る染色の技術が必要だな。
この財布は一応60%OFFくらいで訳あり商品としてメルカリで販売はするつもり、ポケットの遊びがないだけでヌメ革の良い財布だから。誰かに手に取ってもらいたい。
https://jp.mercari.com/item/m31744391150
ではまた!