いらっしゃい、ツナギです。
制作中の商品用シャグポーチは自身のブランド名が決まらずに中断しております、やはり何かを生むなら名前を付けねば締まらないような気がして。
以前に最近の名付けは深みのないチャラい名前が多くて嫌になる的な記事を書きましたが、そうならないように真剣に悩んでいます。
中断している間も俺の創作意欲は止まらないんですよ、何かを作らなければ欲求不満で病気になりそうです。
なので今回は気晴らしにリベンジ・レザークラフト。
じつは1度失敗しているんですよ。見てるだけなら簡単そうなのにな。スマホカバー。
まずは前回の失敗作から。
①ケースに耐水ペーパーで傷を付ける、ゴムのりの接着を強くするためです。
②革とケースにゴムのりを散布
③慎重に張り合わせ
④余りの革を切り落とす
⑤コバ面の処理、トコノール仕上げ
簡単に言えば革をケースに貼り付けるだけ。なのですが、デザインナイフのような刃の細い道具がなかったので普通のカッターで裁断したのが失敗でした。
見た目に大きく影響する縁の部分は綺麗に処理を施したい所でしたが、カバーに刃が引っかかりボロボロ、、、コバ処理で誤魔化すも持ってみた感じ革の厚みがかなり気になりました。カバーがゴツいんですよ。
革を漉いて薄くしなかったのが失敗でした、、、、
リベンジあるのみ!めげずに再度作りを変えて挑戦!
前回とは違うレザークラフトの動画を見てお勉強、これならイケそうな作りを実践してみた。失敗箇所だけ変えて再挑戦しろよって思いますが、いろいろやってみないとね。
①型紙を作り革を大きめに裁断
前回の黒革は1.2㎜厚くらいの牛革。今回のオレンジ革は1㎜厚くらいのシープ革。
シープ革は肌触りがとてもいいですが柔らかい革です。ペラペラすぎるので今回は芯材を使用してみました。糊付きで硬さがミディアムタイプ、型紙で裁断後アイロンで接着する。
今回は切断面のコバ処理をしない作りなので縁をヘリ返すための漉きをやってみる。
②ヘリ返しの部分の漉き
③ヘリ返し部分のゴムのり散布
④ハンマーで圧着、余計な重なり部分は切り落とす
⑤ヨーロッパ目打ちでの穴あけ
はい。いつも通りここまではわりと綺麗なんですよ。大体この後の工程で失敗します。
今回のスマホカバーはハードケースを使用しています。縫い付けだけではなくゴムのりで貼り付けもするので剥がれることはないと思いハードケース側の縫い付けは最小限にしたいと考えました。
⑥目打ち穴に合わせてハードケースに穴あけ
⑦手縫い
手縫いも回を増すごとに上手になってきました、継続は力ですね。
しかし、完成品を見るとなにか出来が良くない気がします。カバー裏の見た目は仕方ないにしても縫い付けの箇所がとても気になりました。使用には問題ないのですが、作り手の自分の気持ちの問題でしょうか。
この後打刻で文字を打ち込めば一応の完成ですが、ソフトケースで全ての縫い付けにすれば良い出来だったと思います。なのでまた再再チャレンジしたいと思います。
ツナギは妥協のない物作りをしたいです。
ではまた!